やあ。昨日の夜中、いつものようにネットに接続していたら、いきなり切れたんですよ。正直、困るよねえ。
もうねー。AUTHランプ消灯、だからね。こっちには、出来ることなんて、電源を抜き差しすることしかないわけですよ。1回抜き差しして、ダメで、諦めてiPhoneでついったったー各位とわいわいやりながらNTTの障害受付に電話するも、留守電対応っていうね。一応伝言吹き込んだけど!僕は今ネット繋ぎたいんだよ!おあずけかよ!っていうね。個人的にはガスよりIPの方が重要なライフライン。
そんなこんなでやってたら、ある人が「電源再投入した?」って言ってくれて。いやもちろんやってるんだけど、念のため何回かやってみるか…とやってみたら、3回目でまさかのAUTH点灯っていう、びっくりの展開。その日は、気持ち悪いながらも、まあ落ち着いたんだけど。
寝て起きたら、やっぱりAUTH消えてる訳ですよ。もう、さすがにね。ひかり電話だから、電話もつながらないし。やっぱメタル線最強だよなーとか思いつつ、ケータイでNTTの障害窓口に電話して(←そもそも障害窓口にメッセージ録音してるのに折り返しが来ないのは何故なんだぜ)、午後イチでつうけんさんが来てくれました。
さっそくONU開けて、光のレベル見てくれたのですが、リンクするのに十分なレベルではないらしく。結局なんだかんだで、問題は電柱の上のケーブルにあったようです。近隣の家にも影響していたはず、て感じみたい(Bフレッツは相乗りだから)。今日の札幌って、風速30mとかだったんですよね。ほんとインフラの保守をなさっている方には頭が下がります。おつかれさまです。
さてさて、ところで。僕、i-revoとbb.exciteを使用しています。どちらもバックボーンはIIJ。はい、宗教的な理由でIIJを使いたいので、という事で理解してもらえればと思います。ざっと特徴を挙げると、i-revoは固定IP & up5GB/day で500円/月。bb.exciteは動的IP & up15GB/day で、500円/月というところです。
バックボーンが同じなんだから、速度も変わらないだろう、と思うじゃないですか。ぼくも、さっきまでは当然そうだろうと思っていました。でもまあついでだから、と思って、ちょっとルータのconfig書き換えて、比較してみたのですが、これがまた意外な結果に。その模様をお伝えしようと思います。誰得感満点。
実験は、Windows7(GbE接続)の端末から、chromeで、よくあるブロードバンドスピードテストに対して行っています。時間帯は25時台。プロバイダの切り替えはルータの経路設定をちょろっと書き換えるだけ(policy routingで切り替え)なので、同じベンチマークサイトに対して、5分以内にプロバイダを切り替えて再試行をしていると思ってください。複数回試行をして、平均的と思われる値をキャプチャしています。極端に高い、低い、は無視しています。
bb.excite * bspeedtest
i-revo * bspeedtest
bb.excite * goo
i-revo * goo
bb.excite * BNR
i-revo * BNR
簡単にまとめてみると、
- bspeedtest
- bb.excite: 59Mbps / 15Mbps
- i-revo: 48Mbps / 19Mbps
- goo
- bb.excite: 27.21Mbps
- i-revo: 23.1Mbps
- BNR
- bb.excite: 46.944Mbps / 11.37Mbps
- i-revo: 41.716Mbps / 11.04Mbps
という結果です。さてさて、皆様はどのように見るでしょうか。
上りに関しては、ちょっと判断材料的に微妙かな、という気がするのですが(もっとサンプルを取らないと判らない気がする)、下りに関しては、10%~20%ぐらい、bb.exciteの方が早いような気がします。これが有意なのかどうか、とか言いだすと、検定が~とかになるので、やめておきます(よくわからないから)。
しかし不思議です。同じバックボーンなのに、なぜ。ということで、経路を見てみました。設定変えるの面倒だったので、i-revoの経路はlinuxから見ています。ので、スクショが違う雰囲気になっています。気にしないでおいてください。方法としては、あるIPアドレス(IIJ外)へのtracerouteを取っています。
bb.excite -> 某所
i-revo -> 某所
1hop目は、自宅のアドレス空間判っちゃうんで、ご容赦を。別にいいっちゃいいんだけど。で。10hop目でIIJ外に出たので、そこで切りました。5hop目以降は一緒ですので、注目すべきは2-4hop目、ということになると思います。
なると思います、っていうか、うん。それ以上、わかないんですけどね。判ったこととしては、i-revoとbb.exciteで、札幌市内での経路が違うらしい、というところでしょうか。そこで、10%~20%の速度差が出ている、と理解するしか、ないのかなあ、という気がします。あるいは、可能性があるとすれば、IX2015(ルータ)のInterface FastEthernet0/0.1 に書くか Interface FastEthernet0/0.2 に書くか、とか、default route となっているか、policy routing されているか、というあたりですが、、、それで、そこまで変わるかなあ。ちなみに、ベンチマークを取っていた時点では、0/0.1がi-revo 0/0.2がbb.excite で、default route がi-revoとなっていました。bb.exciteのベンチを取るときは、Windows7端末のIPをsource address で引っかけている感じです。
以上、根も葉もないうわさ話でした。みんな、こんなの信じちゃいけないよ。自分で判断してね。
こういう どこを通っているかで 回線速度かわるんですねぇ~。
どこかに、効率のよくなる ルーティング ゲートウェイになるプロキシーないかなぁ~。
って でも、そちらのアクセスポイントからはOKでも、私のアクセスポイントからじゃ
違うルーティングってことになる???って
自分のアクセスポイントから探ささないとだめ???って
この記事を読んで気がつきました。
まちがってるのかなぁ~(私の解釈)また寄らせていただきます。
僕もどシロートなので、間違ったこと書いている気がしてならないのですが、、、w
proxyを通すと、経路が長くなるので、有利になるのはなかなか難しそうですねー。一般化は出来無さそうな気がします。
もしかしたら、「ある場所」への接続だけはちょっぱやなプライベートな回線を持っていて、そっちへのルーティングテーブルが書いてあるようなproxyがあれば、その「ある場所」へは、速くなるのかもしれませんが。。。笑
同じISPの同じ地域でも、同じ経路を通って相手先に接続されるかは、保障されるわけじゃなさそうですよね。
その辺はISPさんの社内事情というか、そういうものになると思いますし、ある日突然変わっても何の疑問もないところかなーと思います。
とはいえ、何となくですが、見えない「インターネット」てやつが把握できるので、結構好きです。tracerouteコマンド。
パケットの旅に思いを馳せたいと思います 笑