やあやあ。最近全然余裕なくて、面白いことしていないので、ちょっと軽めのネタでも。その筋の人には、有名な話だけど。
だいぶ前から国土交通省のwebページにある不具合情報が、地味に面白いのです。一例をご紹介しましょう。
- マツダ MPV 130,000 Km
- 「スロットル・ボディーの固着により、時速150Kmで走行中、アクセルが戻らなくなった」
- そらまー13万キロも乗れば、固着もするのではないでしょうか。
- っていうか13万キロのクルマで150km/hて何やっていらっしゃったのでしょうか。
- 公道での悪事を国土交通省に申告したのだとすると、萌えます。
- MPVでサーキット走ってたのだとすると、それはそれでアツいと思います。
- マツダ RX-8 37,000 Km
- 「サーキット走行中、コーナー進入時にフロントタイヤがロックして衝突した」
- 典型的などアンダーでしょうか
- ていうか、それ、「ウデ不足」ってやつとは違うんでしょうか
- いや、僕はよくやりますよ「突っ込みすぎてロックした、くそ、まがんねー」て。楽しいよね。
- マツダ アテンザスポーツ 35,670 Km
- 「燃料の残量警告灯が点灯してから70km程度走行すると、エンストした」
- 燃料が無くてもクルマは走る、そんな21世紀を夢見ていましたよね、そういえば。
- ていうか勝負しすぎだと思います。男気ランプが点灯してから、せめて30km以下ぐらいで補給した方が。
- マツダ ボンゴ 50,000 Km
- 「リヤハッチを閉めた途端にリヤガラスが粉々に割れた」
- ドリフですね
- これはかわいそうだとは思うのですが、その光景を想像するとめちゃめちゃ面白いと思います。
- マツダ ロードスター
- 「屋根を開けて走行中、突然の降雨で車内にあった貴重品が濡れた」
- オープンカーですからね
- ホンダ フリード 5,365 Km
- 「実走行の燃費がカタログに記載されている燃費よりも悪い」
- 気持ちは判らないでもないです
- テストドライバーによる10・15モード燃費が参考値だという事を消費者は知っておくべきかと思いますが、確かに教習所では教えてくれないよね
- 10モード燃費を街乗りで本当に達成できたらすごいと思います。ぜひ僕にもそのアクセルワークを伝授してください。
- トヨタ プリウス 100 Km
- 「 徐行時、助手席に乗せていた犬がPボタンを押してしまったところ、前輪がロックし、犬が前席足元に転げ落ちた」
- 犬かー。そうかあ。それは仕方ないね。
- 国交省に何を期待しているのかが知りたい
- トヨタ カローラ 39,000 Km
- 「エアロパーツのため、高速で走行すると揚力が発生する」
- 空も飛べるはず
- まあ、揚力を発生させるエアロは、さすがに無いんじゃないかと思います。無意味に空気抵抗増大させて遅くなるだけのエアロは、良く見るけど。
- トヨタ カローラ 250,000 Km
- 「セルモーターが回転したままになり過熱したため白煙がでた」
- 25万キロってすごいなあ
- むしろ25万キロ、大きなトラブルも無く走る車を作るトヨタがえらいと思います
- トヨタ ヴィッツ 299,999 Km
- 「積算距離計が299999km以上に対応していない為に、積算距離が299999kmに達したところで、それ以上進まなくなった」
- 仕様です
- ていうか30万キロ達成って。
- やっぱり100万キロを見たかったんでしょうか。
- トヨタ カムリ 38,654 Km
- 「エアコンのフィルターにネズミが巣を作った」
- 暗いし雨風しのげるし、快適だったんですね
- つーか、車の不具合か?それ
ということで、こーゆーので笑える人にはお勧めです。スポーツカーより、大衆車の方が、グッと来るコメントが多いかもしれない。
しかし、あれですねえ。不具合として上がっている情報を見ると、どうも、クルマってのは消耗品でありほっといたら当然壊れる、という前提が抜けているように思える次第で。そら、新車保証期間内に致命的な壊れ方するのは問題だと思うんだけど、3年6万キロ越えてきたら、まあ、しゃあなくないか、と思うんだけどなあ。「ふつー壊れないだろ」と思わせる日本車の品質に感心するとともに、このサポートをしなければならないメカ・フロントさんの苦労を思うと、涙を禁じ得ない今日この頃です。「エンジン警告灯が点灯した」って、何か壊れたことを知らせるためのランプだもん、点かないと困るだろう、と思うんだけど。
所詮シロートなんで、結局はプロにお任せするしかないというのは一緒なんだけど、自分が命預けているモノがどうなっているか、ぐらいは何となくでも把握して、機械として正しく使ってやりたいなあ、と思うのです。
Be First to Comment