HAYABUSA BACK TO THE EARTH


札幌市青少年科学館
札幌市青少年科学館

やあやあ。今日は、札幌市青少年科学館のプラネタリウムで上映されていた「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」というプログラムを見てきたよ。

はやぶさ(MUSES-C)については、いいよね?知らない人いないよね?もし知らないという人がいたら、まずこの辺の動画でも見てください。ここを見に来ている人でそこから知らない人はきっと居ないよね。僕としては、2003年の打ち上げ当時からslashdotのストーリーで読んできたので、ぜひこちらで、と思うんだけど、まあ、まとめては読んでらんないよね。

今回見るのは2009年に作成された作品。予告編がyoutubeに上がってます。今日が、青少年科学館で見られる最後のチャンスだったのです。

ポスター
ポスター

いやー、上映の情報自体は先月のうちから把握してたんだけど、なんだかんだと休日を使ってしまい、結局最終日の最終上映という体たらく。見られてよかったです、危なかった。

チケット購入(500円)
チケット購入(500円)

青少年科学館には上映の1時間前に入りました。明らかに早すぎです。そんな訳で、少しぷらぷらと。青少年科学館なら、時間はいくらでも潰せるのがナイスなところです。

はやぶさ展示
はやぶさ展示

展示室ではなくプラネタリウム入口界隈に、はやぶさの解説パネルが置いてありました。いい機会ですよね、アピールどんどんしてほしいところです。もっと子供用の簡単な説明とかあっても良いのかなあ、とも思いますが、僕のようなシロートがどうこう考える以上の理由がきっとあるのですよね。うん。

そうそう、売店がアツかったです。まずこの、

売店
売店

「作って感動」「付けて感動」「飾って感動」の3拍子。何この完璧なソリューショ…ん…?まあ、うん。何も言わないのが大人ってやつでしょうか。 とか何とか言ってるくせに、

感動の四部作
感動の四部作

あっ…!

まあ、ダメだよね
まあ、ダメだよね

そりゃ、買っちゃうよねこんなん。迷わず全部買いましたよ。それどころか、光跡は予備も買った。ちなみに、通販でも買えそうな雰囲気ですが、一番熱い「最後の通信」「はやぶさの光跡」この2枚が買えるのかどうかは知りません。ぼくはもう満足したので、調べてないだけなんだけど。

あとは、ペーパークラフトも配布していました。

ペーパークラフト
ペーパークラフト

いいぞもっとやれ。これはJAXAのサイトで配布しているものなので、ぜひ皆さんのご家庭でも(何様

そんなこんなで最終の上映5分前にはすごい人でした。

ならんでる
ならんでる

・・・この写真じゃ何が何だかわからないかとは思いますが。さすがにその辺は察してください。

先頭の方で並んでいたので、希望通りの席に座ることができました。最初の10分弱は、今日見える星座の解説をして下さいました。夏の大三角とかの話。

で、はやぶさ BACK TO THE EARTHについてですが。この先はネタバレになるので、これから見る予定の方は読まないでください。

話としては、スイングバイを中心とした旅程について、イオンエンジンの概略、イトカワでのサンプル収拾、そして帰還、みたいな話でした。イトカワにミネルバを投下できなかった話は特になし。ミネルバという単語すら出なかったように思います。サンプル収拾前後の一連の話は、わりと簡単にまとめられてたかなー、という印象です。着陸の自律制御の話はさすがに出てきていましたが、スピン状態の話とかバッテリー充電の話とかエンジンもバイパスした話とか、その辺は一切触れていませんでした。僕としてはその辺が一番熱いと思うのですが、何かしらの意図があったのかなー。

あと印象的だったのは、全編通してナレーションがはやぶさのことを「きみ」と呼んでいたことです。擬人化というか、何というか。いや、僕としては感情移入しまくっているので何の疑問も無いのですが、普通の感覚だとちょっと違和感があるのかもなー、などと。

まあ、いろいろグダグダ書いていますが、要するに面白かったです。3Dじゃないのかもしれないんだけど、すごい見ごたえありました(←結論)。つまんなかったら日記になんて書かないさね。

はやぶさ
はやぶさ

もっともっとはやぶさ関連は盛り上がってもいいんじゃないかなあ、と思います。宇宙開発に予算付くといいなあ。近年稀にみるフロンティアだったんじゃないかと思います、はやぶさ。リアルタイムで見られて、幸せでした。つっても、井戸端で勝手に盛り上がってるだけなんですけど。庶民にとっては、それでいいんじゃないかなあ、なんて思ったりもします。

ほんと、何とか回収できたら、実機見に行きたかったなあって思うんだけど、それを言っても仕方ないんだよね、燃え尽きる前提で設計されたんだし。いやしかし、ほんとのほんとに残念だなあ、なんて堂々巡り、そんな秋の午後でした。

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