日常を記録する、ということ。


最近がちゃがちゃと、現実逃避がてら日記の構成を変えてみたよ。ちょっと、web日記との距離感を考え直そうと思ったんだ。そもそも、僕にとってのweb日記って、何だろう、ってところから。

今回は大きく分けて2つの方向で手を入れてみた。

まず一つは、思い切って、トップページに、バカみたいに大きく写真を並べてみたこと。もう見てもらえたかな。写真をメインに据えたのは、ここ半年ぐらい考えていたことで、danny choo氏のサイトに強く影響を受けている。要するに、まねっこというか、劣化コピーと思ってもらっても構わない。ここ一年ぐらいデジイチを楽しんでいるのは大きくて、撮った写真を上手く使えたら楽しいだろうなあ、という目論見だ。ただ、氏のサイトとはやっぱり違うかな、と思うところはあって、完全なphotologにするつもりは、ない。理由はあるんだけど、それはまた後ほど。

もう一つの大きな追加点、モブログ。トップページの右サイドバーに出すようにしてみた。モブログでやりたかったことは凄く簡単で、ただの日常、くだらないことを書く場所にしよう、という狙い。ケータイ(iPhone)から、短い文に簡単なスナップ写真を添えて、淡々とどーでもいいことを書き連ねていこうかなあ、と思っている。

ぼくは、日記というのは、自分の考えをまとめて書くことが多い。そうありたいと思っている。実のところ、僕に読ませる文章を書くような力は無いのだけれども、人に読まれる事を意識して、自分の考えをまとめる、という事に大きな意味があると思っている。主題を決めて、書く事によって自分自身を整理できるのだ。

だから、僕は日記を書くのにすごく時間がかかる。早くて一時間、真面目に書いたら半日は潰れる。実のところ、下書きは現段階で何本もあるのだが、公開できるようなものではなく、お蔵入りしているという状況だ。そんなわけで、あまり本数を書けない(いや、お前大したもの書いてないだろうただ実力無いだけだろう、という突っ込みは、その通りですのでご容赦を)。

しかし、日記が書けなくても、時間は流れる。イベントは発生するし、書き留めたい事はいっぱい出てくる。でも、書けない。正直なところ、そんな状況だった。でも、それはちょっと悲しいと思い、今回の構成変更と相成った次第である。

ただのlife logとしてのモブログを一度試してみたい。推敲もロクにしないで、とにかくただあった事を記録していきたい。誰かに読んでいただきたい、というより、ただ書き捨ててみたい。

そう考えると、twitterとの使い分けも考えなければならなくなってくるように思う。
twitterが面白いのかな、と思うのは、みんなで作るタイムラインだと思う。最近の例でいうと、メンマTL(共同購入でばずったーに入れた)、みたいな遊びは、実にtwitterらしいのではないかと思う。
それで、これは本当に僕個人の好みの問題なのだが、そういったに”TL”に、ほんとにどうでもいい僕の個人的な話を流すのが、果たして面白いのかどうか、自信が持てない、というのが考えどころなのである。いや、そう言いながら、人の昼ごはんを眺めるのはそんなに嫌いじゃなかったりするので、自分で矛盾してるよなあ、とも思うのだが。ぼくは、人に見られる前提、となると、投げる情報の意味合いを考えてしまう性分のようだ。

それから、twitterについてもうひとつ考えどころだなあ、という理由がある。出来るだけ外部サービスに依存したくない、という、これまた僕の個人的な志向である。自分の個人コンテンツを他人に握られる、ということを、どうしても全面的に受け入れられない自分がいる。古い人間だと言ってもらっても構わない。

とはいえ、全面的に否定するわけでは決してない。たとえ商業ベースで握られているものであったとしても、共通のインフラとして機能しているのであれば、人と人とのコミュニケーションの場として活用しない手は無いとも思う。逆に言うと、僕のtwitterに対するスタンスとは、コミュニケーションを取ることが重要、とも言える。そんなわけで、日常のどうでもいいことを自分のために記録する、という目的においては、twitterに投げるよりは、自分のところに書きとどめておきたい、と思うのである。そのうち時間が出来たら、moblogを140文字に収めてtwitterにもpostするような仕組みは作ってもいいなあ、と思っている(ウザくないように。このさじ加減が難しい)。

どうでもいいのだけれども、日記の写真なんかも同様に考えている。僕のflickrアカウントは結局お金を支払ってproアカウントにしたんだけど(サービスに対価を払うのは全然吝かではない)、その目的は、flickrにcontact機能があるおかげで、写真の公開範囲限定を出来るから、に尽きる。また、contactに登録している人の写真がphotos from で更新通知されてくるため、見て楽しむことができる。あとは、それに付随するfavとか、その辺の機能だけのために、flickrを使っている。実際のところ、画像のアルバム自体は、Jalbumでstaticなhtmlにして、自宅サーバに保管しているので、ライブラリとしての意義は、あまりflickrに求めていなかったりする。

今後は、日記/モブログ/ついったー/IRCをメインに据えていきたい。言ってしまえば、tiarra & TwitterIrcGateway で暮らしているので、ついったもIRCのただのチャンネルなんだけど。IRCnetにあるか、freenodeにあるか、twitterにあるか、みたいな感覚だ(favとかreplyとかの概念はあるけど)。

  • 日記は、自分なりに何か考えて書きたいとき、少し時間をかけて考えを深めたいときに
  • モブログは、気楽に書き捨てるぐだぐだ日記
  • ソーシャルなのは、外のサービスで

こんな使い分けをしていきたいと思う。自分のドメインで書くものは、僕のやりたいようにやる。さすがにここは、何書いても問題ないだろう、社会通念上云々に引っかからなければ。

ところで。こんなところを読んでやろう、という奇特な方の事を考えると、日記とのモブログのRSSが一緒なのは、あまりにも乱暴な気がしている。だって、モブログなんて、読む価値無いもんねえ。
ということで、WordPressのRSS情報など。

WordPressの標準機能が意外と便利でびっくり。モブログはほんとにクオリティ低いので、それでも良いという奇特な方だけ読んでやってください。読む人の事を考えないで書くので、結構辛い気がします。

webがおっきくなって、気楽さがなくなって、実社会そのものになって

でも、見られる事を変に意識しすぎてもつまらないと思う。その落とし所がどこなのか、少しこの形を試してみたい。そんな2010年冬の現実逃避なのでした。

まだ推敲してないけど、今回はこういう話だし、公開しちゃおうと思う。日本語の言い回しとか全然ダメなんだけど、それを待ってたら、春になっちゃいそうだ。

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2 Comments

  1. k
    2010年2月10日

    webがおっきくなって、気楽さがなくなって、実社会そのものになって
    という言葉が響きました。

  2. 2010年2月10日

    ありがと。
    webがみんなのモノになったのは喜ばしいことだし、懐古しても始まらないと思います。
    状況が変われば付き合い方も変えていかないといけない。変化にただ抗うのではなく、理解して、受け入れるべくは受け入れて、自分なりに咀嚼していきたいと思います。
    それが、変化の時代に生きている人類の果たすべき役割だと思うから。

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